グリコアルブミンは、糖尿病の検査等でよく使われる指標です。では、どのような意味合いがあるのでしょうか。
グリコアルブミンは、血糖値が管理できているか測る指標の一つで、その名前は、グリコというブドウ糖がくっついたアルブミン、という意味で、アルブミンとは、身体中に栄養を行き渡らせる役割を持つタンパク質です。つまり、グリコアルブミンは、血糖値が高ければ多くなり、低ければ少なくなるものなのです。
ですから、グリコアルブミンの値を測ることで、どのくらい血糖値が高いのか、間接的に計測することができます。測定開始一ヶ月前から、測定までの平均値が分かるため、一時的なものではなく、ある程度長期的な、信頼できる情報を取得することができます。
同じようなものに、ヘモグロビンA1cがありますが、グリコアルブミンはこれよりも変化が大きいため、治療の成果が目に見えるため、モチベーションアップにつながります。
ぜひ健康的に過ごしましょう。